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らんまる

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昨日紹介しましたヤエヤマサソリ、餌にワラジが良いと言うことだったので、「じゃあ、ケースの中にワラジムシ繁殖させて、自動供給されるようにすれば良いんじゃないか!」と言うことでワラジムシを採集しに行きました(この時点では11月2日)。

いつものように、道端の枯れ葉をめくるのですが、全然いない。寒いから皆どこかに行っちゃったのかななどと考えていたら、倒木やら松の剥がれた樹皮が目に付いたんですね。ひっくり返して見ると案の定、びっしりとワラジ&ダンゴムシが張り付いています。
普通の人はここで引き返すんでしょうけど、私は嬉々として採集していきます(笑)

ところでダンゴムシなんですが、皆さんの周りにはいますか?
昔から図鑑でも身近な虫の代表と言った書かれ方をしていましたが、私の小さい頃住んでいた町ではワラジはいましたが、ダンゴムシは全然いませんでした。
中学生の時、修学旅行で東北の金色堂?だかに行った際、初めて見つけ感動したのを覚えています。その時は、漠然とダンゴムシは本州にしかいないんだなぁなんて思っていました。

時は進み地元から離れるも道内の大学に進学しました。相も変わらず昆虫などが大好きで、自転車で各地を周りながら昆虫採集をしていたのですが、なんとなんとダンゴムシを発見してしまったんですね。
まぁ、後から調べると一応北海道にいることにはなっているんですが、いないところには全くいないのが「ダンゴムシ」なんですよね。


そんな思い出深いダンゴムシ、特に飼育してみようとも思わずやり過ごしていましたが、今は可愛くて可愛くて仕方がないんですよ(^^)
少し前に「青いダンゴムシ」を見つけて、Twitterがバズりまして、興味がわいていたのですが、今回の採集でも見つけちゃったんですね。青いダンゴムシ

20181103a.jpg
オカダンゴムシ イリドウイルス感染個体

しかも沢山見つけました(^^)と言っても、青くなるのはイリドウイルスに感染しているためで、沢山いると言うことはウイルスが蔓延していると言うことなんですけど(^_^;)
仕組みとしては、イリドウイルスに感染すると体表下にウイルスが層を作り、光の反射具合を変化させ青く見えるんですね。また、本来夜行性で、暗いところを好むダンゴムシですが、感染個体は日向を好むようになるとも言われています。
これらのことから、ウイルスがダンゴ虫の体色を変え、日向に出るように仕向けることで、鳥や小動物に食べられやすくし、動物の糞によってウイルスがテリトリーを広げる戦略と言われています。

しかし、今回は寒かったので、冬眠状態だったこともあるのかもしれませんが、見つけた個体は全て木下で隠れていました。また、寿命が短いとも言われていますが、まだまだ生きそうなくらい元気が良かったです(現地では)。

そこで、他のダンゴムシに比べて本当に寿命が短いのかや、子供にウイルスが引き継がれるのか。あわよくばウイルスに対抗する(長生きする)個体がいないのだろうかというのを調べてみることにしました。調べると言っても、本格的に対照実験するわけではなく、飼育しながら観察するだけですけどね(^_^;)

20181103abc.jpg

20181103ab.jpg


♂には黄色い紋がありませんが、♀には紋があります
これは100%の見分け方ではないのですが、9割近く当たります。ペアはちゃんと揃いました(^^)ブルーだけのケースを作りましたが、ノーマルの♂も2匹入れておきます。
これは、ノーマルに感染するのか調べるためと、青♀と掛け合わせるためです。青✖青で子供が出来れば一番良いですが、青✖ノーマルでも、ウイルスの引き継ぎの観察が出来ると思ったからです。ノーマル♀だと、すでにノーマル♂と交尾しているかもしれないので入れません。

20181104abc.jpg
ノーマル♂

どんな結果が出るか楽しみです(^^)

ちなみに↓はワラジムシのブルーです。
20181103f.jpg
青ワラジも飼育してみます。

現地で採集しているときは、どの個体もとっても元気が良かったのですが、連れてくるまでに何匹か☆になってしまいました。
そして、☆になったのは全てブルーの個体です。
また、採集してから2日たった時点で、青ダンゴムシ✖2、青ワラジムシ✖2が☆になりました。他のノーマルは皆元気です。
現時点で分かっていることは
・青い個体は環境の変化に弱い(輸送段階で死亡)
・青い個体は動きが鈍い(素早いのもいる)
・青い個体は餌食いが悪い

と言う3点。
まだまだハッキリと分かりませんが、ウイルスが進行すると餌を食べなくなり、体力が落ち性質が弱くなるのかもしれませんね。
それにしても、このペースで☆になられると、1週間くらいで飼育が終了してしまいそうです(^_^;)


20181104ab.jpg
アルビノダンゴムシ
こちらは、購入しました(^_^;)
もう、数百匹ダンゴムシを見ましたが、アルビノは0。こりゃあ無理だなと諦めました。
ただネットで調べてみると、繁殖させたら、♂ばかりになったという記述を見つけました。結構昆虫であるのですが、近親交配を繰り返すと♂に偏ることがあります(インスラリス、アブデルス、ロンボックエンシスで経験済み)。
この系統がどうなるかは分かりませんが、ノーマルとも掛け合わせて血が濃くなりすぎないように、飼育してみようと考えています。

あと、数百匹の野生のダンゴムシの中に珍しい色が1匹だけいまして、採集に成功しました(^^)
こちらはまた今度報告します。

ではでは☆彡
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Posted by

Comments 2

There are no comments yet.
姫っち  

らんまるさん、こんにちは。
時々おじゃまさせていただいてる、姫っちといいます。

青いダンゴムシ、初めて見ました!!
そしてウイルス感染での話しなどとても興味深かったです。
アルビノもいるんですね~!
青蜂もすごいと思ったけど、それ以上の驚きでした。

息子(小1)が生き物好き(古生物、魚類、昆虫)なこともあり
今回も、ダンゴムシで目がとまってしまいました(笑)
小学校から帰宅したら、この記事を教えてあげようと思っています。
以前は、カエルの記事に食いついて見ていましたよ。

珍しい色のダンゴムシの記事、楽しみにしています。

2018/11/05 (Mon) 12:44 | EDIT | REPLY |   
らんまる  
Re: タイトルなし

> 姫っちさん

コメントありがとうございます!

セイボウは確かに美しくて綺麗な蜂なので、初めて見ると驚きですよね(^^)
ダンゴムシはこの時期、鉢や倒木の裏に沢山いるので、もし機会があれば青やアルビノを探してみてください。

お子さんが興味を持ってくれるというのは、書いていてとっても嬉しいです(*^_^*)
これからも不思議で楽しい生き物達を紹介させていただきますね!

2018/11/05 (Mon) 17:48 | EDIT | REPLY |   

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